茶葉の種類とグレード

紅茶・緑茶・烏龍茶などはすべて同じ植物(カメリア・シネンシス)から栽培・製造されています。カメリア・シネンシスを大別すると中国種・アッサム種・その中間の雑種などがあります。それらを製造の仕方によって幾種類もの茶にしていくのです。また紅茶では完成した茶葉の大きさによってグレートといった区分をしています。このコーナーではそれらの項目を詳しく解説していきます。


OP
オレンジ・ペコー
形状は細くて大きくよりがかかっている。長さは10〜15ミリ程度。オレンジは水色から取られたもので果物のオレンジとは関係がない。
OPA
オレンジ・ペコー・エー
形状は大型でOPに比べると開いている。味はやや香ばしいものが多い。主に中近東やロシアに出荷される。
P
ペコー
OPよりもやや短めで5〜7ミリ程度。水色は濃い。
S
スーチョン
植物の小さな種という中国語の表現。茶葉は太く丸みを持った形状で水色はライト。
BOP
ブロ−クン・オレンジ・ペコー
OPをカットしたものを篩い分けたもので、大きさは2〜3ミリ。スリランカのハイグロウンやミドルグロウンで多く作られている。水色はクリアなオレンジが多い。
BP
ブロークン・ペコー
Pをカットし篩いにかけたもの。水色はやや弱くなる。主にブレンド用として作られる。
BOPF
ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス
大きさは1ミリ程度。抽出が早い。水色は濃くなり味も強くなる。
BM
ブロークン・ミックス
カットされた茶葉だがその大きさはばらばらでよれているものもあればそうではないものも混ざっている。茎も入っている。主にローカル用か。
PF
ペコー・ファニングス
Pよりもやや小さいサイズの茶葉で外観はやや茶色。
F
ファニングス
BOPを篩にかけた時に最下段の網目を通ってきたもの。Dよりも大きい。渋みが強く水色も暗いものが多い。
D
ダスト
ティーバッグなどで用いられる、名称が良くないのだがこれも立派なグレードにひとつ。Dの高級品は非常に高値で取引される。
FOP
フラワリー・オレンジ・ペコー
最初のFは芯芽がたくさん入っているという意味がある。
つまりFOPはOPの中でも特に多く芯芽が入っている茶葉という意味。
FP
フラワリー・ペコー
芯芽の多く入ったPのこと。
FBOP
フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコー
芯芽の多く入ったBOPのこと。
FBOPF
フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス
芯芽の多く入ったBOPFのこと。
CTC
シー・ティー・シー
これはちょっとグレードとは違う。CTC製法で作られた茶葉でその形状は丸い。またこの中でCTC1・CTC2といった分け方がある。

その他にTとかGとかSなどが上記のグレードの前につくことがありますが、それらは茶園のその茶葉に対する評価と考えてください。大きさとは一切関係がありません。