今年の初めにスリランカの茶園では大規模なストライキが起きた、ということは以前にお話しました。そのストライキによって何かが変わったのでしょうか?
そのストライキによってプラッカーの賃金が日本円にして1日当たり180円→230円に改善されたそうです。
雇用者サイドや紅茶を購入する側にとっては紅茶の値段が上がるというちょっと痛い内容ですが、私はいいことだと思っています。
今までが安すぎたのです。彼らの生活水準はイギリス植民地時代から今まで大きな変化がなかったのです。
巨大プランテーションのある茶園の中で生活しているプラッカーとその家族は住まいはラインと呼ばれる長屋みたいな家屋に住んでいます。その家は薄暗く家族が住むには狭すぎる状況でトイレは外に共同用として設置されているもののみだということです。
この住まいの形態はイギリスがセイロンを統治していた時代からほとんど変わっていないようです。電気や水道施設はここ数年でやっと改善されはじめました。
美味しい紅茶お作るその末端で働くプラッカーたちの生活の安定こそがこれからのスリランカの紅茶産業を支えていくのだと考えています。
だから私はこれからセイロンティーの値段が少し高くなったとしても文句は言いません。
その理由を知っているのですから・・・・