テイスティングはスプーンに紅茶液をすくって、「スズッ」と吸い込むようにして行ないます。
ひとつの紅茶に大体2〜3秒くらいしか時間をかけません。ものすごい速さでテイスティングを進めていきます。
・・・・たったそれだけで何が分かるの?
と素人の私は思うのですが、これだけで紅茶の味はもちろんのこと発酵や揉捻・乾燥などの製造工程の不具合まで見つけてしまうそうなのです。
それが分かるからこそプロなのでしょうね〜
そのテイスティング。実は口にした紅茶液を飲み込んだりはしません。
右の写真のゴミ箱みたいなものに「ぺぺっ」と吐き出すのです。
このタンツボ?ゴミ箱?みたいなものは「スピットーン」というらしいですよ。
どうして吐き出してしまうのか?
それはテイスティングする紅茶の量がもの凄い大量だからです。
インド・コルカタのブローカーのオフィスを訪れたときには100個以上のテイスティングカップがずら〜っと並んでいました。
これをいちいち飲み込んでいたらきっと最後のほうはお腹一杯になってしまうでしょうね。
またのんびりテイスティングをしていたら、舌が痺れて正確なテイスティングが出来なくなるから飲み込むよりも吐き出したほうが良いともいわれています。
素人には不要な紅茶液を吐き出す器はプロのテイスターには必要な道具なのです。